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押し貸し被害の防止策と振込まれてしまった場合の対処法|闇金情報ブログ
投稿日:2013.10.10
最新更新日:2018.11.19
司法書士
押し貸し被害の防止策と振込まれてしまった場合の対処法

押し貸しの手口?-以前に取引がある場合-
押し貸し被害のパターン1は以前に闇金と取引がある方が被害者です。 業者は既に被害者の口座を知っており,その口座に勝手に振込むのです。 勝手に振り込みを済ませてから連絡してくる場合もあれば,執拗にまた融資を受けないかと営業してきて半ば強引に振込んでくる場合もあります。防止策
以上の様な手口ですから対策・予防は簡単です。- 闇金に教えた銀行口座を直ちに解約すること
- 携帯電話番号の変更をすること
- 給与振込口座にしている
- 各種公共料金の引き落とし口座になっている
- 知人に携帯電話の変更を知らせるのが面倒
押し貸しの手口?-申し込み時-
さて,押し貸し被害にはもうひとつパターンがあります。 それは申込みの際に押し貸しされるというものです。 闇金と知らずに融資を申込んだ後にヤミ金と気付きキャンセルを申し出たのに認められず,勝手に振り込みされてしまったという被害です。 このパターンの場合でも口座を解約してしまえば少なくとも押し貸しはされないといえますが,この手の闇金は非常にやっかいでそれだけでは解決になりません。 というのは,こうした手口を使うヤミ金は悪質性が高く,金銭の授受が出来なかったとしてもここまで労をかけたのだから手数料を支払えだとか,キャンセル料,迷惑料を支払えなどと数万円の請求をしてくることがあるのです。 また,既に勤務先等の情報を教えてしまっている場合は,まだ借りていないのに, 「○○に金を貸しているが返してもらえないので連絡した」 などと連絡され怖い思いをしたというような事例も多くあります。防止策
まずは怪しい金融業者には申し込みしないことです。 ネット上で見かける聞いた事のないような名称の金融業者はほぼ全て闇金と考えてください。 融資先の一括申し込みもほとんど闇金からしか連絡がきません。 また,既に連絡を取ってしまった場合は,闇金と分かった時点で全ての連絡を絶って無視してください。 この手の悪質な押し貸し業者は1日に何人も電話をかけて話ができそうな相手をターゲットとして追い込みをかけていきます。 ですから無視をされて話ができなければ時間の無駄と考えてすぐに連絡してこなくなるのです。 会社に電話するぞと脅されて仕方なく言いなりになってしまったというのが最悪手です。 闇金からしたら「コイツからはいくらでも搾り取れるぞ」となります。 また,上記の例と同様振込まれる前に口座の解約も必ず行ってください。既に押し貸しされてしまった場合の対処法
既に振り込まれてしまった場合は自ら借りたも同然の状況となってしまいます。 相手のヤミ金に対して振り込まれた金額を返すと言っても通常は応じてもらえません。 返済日は1週間後で利息はいくら,完済ならいくらなどと一方的に言われ,約束させられてしまうことが多いようです。 しかし,相手は一方的に振込した上で法外な金利を要求するような輩ですから,いうとおりにお金を払ったとしてもそれで終わりになる保証はまったくありません。 結論として,押し貸しをするような悪質な闇金が相手の場合は,ご自身での解決は困難ですから,司法書士や弁護士といった専門家に相談するのが一番です。 押し貸しをするような闇金は,相手を騙せている,あるいは怖がらせることができている限りは請求を止めませんが,代理人が介入したのではもう騙すことも怖がらせることも困難となるので,あっさりと手を引くことが多いのです。まとめ
上記の内容を簡単にまとめます。 押し貸しをしそうな闇金と関わってしまったら,- 業者に教えた銀行口座は直ちに解約
- 携帯電話番号の変更をすること